アプリの効果を検証した論文がJMIRより出版されました!論文はこちらからご覧いただけます。北里大学よりプレスリリースも行われています。ぜひご覧ください。
アプリの効果を検証した論文がJMIRより出版されました!論文はこちらからご覧いただけます。北里大学よりプレスリリースも行われています。ぜひご覧ください。
アプリアップデートを行いました。iOS版について、HealthKitがnil値を返した際に画面が読み込み中のまま停止する不具合を修正しました。iOS版をお使いのみなさまは、App Storeからアプリの更新を行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
利用中のGPUクラウド環境の切り替えを行うため、2026年7月28日 (火) の11:00からメンテナンス作業を実施いたします。切り替え作業中は、約30分程度のサービス停止時間が発生する見込みです。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
アプリを運営・管理する北里大学医学部公衆衛生学において、アプリユーザーのログデータを使用して研究を新たに実施いたします。研究へのデータ利用に同意をされない方は、オプトアウトの手続きに沿って研究室のHPからご連絡ください。研究室HPの該当ページはこちらです。
アプリを運営・管理する北里大学医学部公衆衛生学において、アプリユーザーのログデータを使用して研究を実施しています。このほど、使用するデータの利用期間の更新を行い、北里大学医学部・病院倫理委員会の承認が得られました。研究へのデータ利用に同意をされない方は、オプトアウトの手続きに沿って研究室のHPからご連絡ください。研究室HPの該当ページはこちらです。
ASHAREはデータ通信費を除いて無料でインストール・利用できます。アプリがサポートしているバージョンは下記のとおりです。
サポート環境: iOS版:iOS 12.0 以上 / Android版:Android 5.0 以上
ASHAREは、労働者の身体活動促進とメンタルヘルス不調の予防のために作られたアプリです。あなたの身体活動パターンや働き方の情報から、人工知能の技術を利用して、翌日の抑うつ・不安の水準を推定します。
※ASHAREは疾患の治療を目的とした医療機器ではありません。働く人のメンタルヘルス不調の未然防止(予防)を目的としています。
このアプリでは、みなさまのスマートフォンに記録された身体活動データや性別・年齢、就業状況などの情報から、翌日の気分を「晴れ」「曇り」「雨」の3段階で推定します。この仕組みには、人工知能の技術が利用されています。また、ASHAREは、推定された結果に対するフィードバックコメントを提供します。
気分の推定結果や身体活動データは利用者の希望に応じて利用者間で共有されます。利用者は、基本属性 (年齢・性別など) や就業状況 (職種・雇用形態など)、および好きな身体活動の種類などから、似たような特徴を持つ労働者のデータを閲覧することができます。特に抑うつ・不安が低い状態を維持できているユーザーを「ベストパフォーマー」として集計し、その身体活動パターンが参照できます。
開発過程では、労働者から取得された約3.5年分の身体活動データと就業状況、および翌日の抑うつ・不安の水準がセットになったデータ (教師データ) を用いて、翌日の抑うつ・不安の水準を推定する深層学習モデル (いわゆる人工知能) が作成されました。深層学習モデルは、参加者の毎日の抑うつ・不安の水準を76.3%の精度で推定し、特に最も健康な状態である軽度の抑うつ・不安の推定は81.6%と比較的高い精度を示しました。
上記の図は、テストデータにおける抑うつ・不安得点の推定精度の結果を示しています。深層学習モデルの推定値 (横軸) と実測値 (縦軸) との相関は0.679±0.05 (R2=0.463±0.07) を示し、抑うつ・不安の分散の45%以上をモデルで説明しました。
上記の図は、深層学習モデルが予測した翌日の抑うつ・不安の水準別に、前日の身体活動時間の平均値をプロットしたものです。青のプロット (翌日の抑うつ・不安が軽症[=健康な水準]) を見ると、朝 (7~9時)、昼 (12時ごろ)、夕方 (18~19時) に10分程度の活動のピークがあり、これが健康な生活リズムを反映していると考えられます。一方、オレンジ (閾値下症状)、赤 (重症) のプロットは、 特に昼や夕方のピークが少なく、活動時間が短くなっていることが分かります。
この仕組みについてもっとよく知りたい方は、Watanabe K, Tsutsumi A. JMIR Form Res. 2022;6(11):e40339. doi: 10.2196/40339.をご覧ください。
2023年2月~2025年5月までのユーザーからのフィードバック545日分のデータを用いたファインチューニングを実施しました。
2023年5月~2025年10月までのユーザーからのフィードバック2819日分のデータを用いたファインチューニングを実施しました。
2025年10月~2026年4月までのユーザーからのフィードバック1633日分のデータを用いたファインチューニングを実施しました。
※アプリデータと論文掲載時のデータに質的な違いが出てきているので、今回から両者を分けた結果を報告していきます。
📊 現在、効果検証に参加いただける企業様を募集しています。
詳しくは研究参加者募集のページをご覧ください。
身体活動の促進は、抑うつ、および不安の治療・予防に有効とされています。
これまでの研究から、身体活動水準を高く保つことで、うつ病の発症リスクが低減されることが分かっています。「身体活動水準が高い」ことの基準には「1週間当たりの中高強度の活動 (少し心拍が高くなる、歩行以上の強度を持つ活動) が150分以上である」というものがよく用いられます。しかし、これより少ない時間でも、少しでも長く活動時間を確保することで、気分の落ち込みや不安な気持ちを改善することに役立つことが知られています。
特に、余暇時の身体活動は、仕事時や移動時の身体活動に比べて気分の改善との関連が強いため、気晴らしややりがいの充実におすすめです。反対に、仕事時の活動は、気分の改善に役立たないか、むしろ負担になってしまうことも考えられます。
現在、このアプリを使用することによる身体活動促進、およびメンタルヘルス改善への効果を検証しています。気になる方は下記論文をご覧ください。論文情報は随時更新します。
2026年の効果検証論文 (上記論文リストの5) にて、無作為化比較試験におけるアプリの効果検証結果を報告しました。
本研究では、日本の働く人793名を対象に、アプリ「ASHARE」の効果を検証する無作為化比較試験を実施しました。アプリ「ASHARE」を3ヶ月間使用する群 (397名) と、ストレスに関する冊子を読む群 (対照群、396名) の2つに、研究参加者を無作為に割り付け、その後の心理的苦痛や身体活動水準の変化を調べました。
その結果、3ヶ月後の調査において、アプリを使用した群は、冊子を読む群と比較して、心理的苦痛の得点が0.56ポイント低下し、統計的にも有意な群間差を認めました。
また、研究参加者を研究開始時の心理的苦痛の水準で二分した解析を行ったところ、もともと心理的苦痛をあまり感じていない人 (K6日本語版の得点が5点未満の人) においてアプリ使用の効果がより大きいことが示されました。もともと心理的苦痛をあまり感じていない人は、アプリを使用した場合に対照群と比較して3ヶ月後の心理的苦痛の増加が抑えられていました。
本研究により、スマートフォンアプリを用いて身体活動と心理的苦痛の状態を受動的にモニタリングすることが、働く人のメンタルヘルス不調を未然に防ぐ「一次予防」に対して有効である可能性が示されました。
一方で、心理的苦痛の低減効果はわずかであり、働く人が効果を明確に実感できない可能性があります。また、アプリの使用を任意とした3ヶ月後~6ヶ月後の期間には、アプリの利用継続率が急速に下落し、6ヶ月後には心理的苦痛の低減効果は消失しました。効果を維持するためにはアプリの使用継続が不可欠であることから、今後はアプリの使用継続率を高めるための施策を検証する必要があります。さらに、アプリ使用による身体活動水準の増加は認められず、心理的苦痛が改善するメカニズムについても明確にはなりませんでしたので、身体活動のより客観的・精密な測定を通じて、これらのメカニズムの解明が必要です。
もちろん、アプリそのものの機能をより充実させ、よいアプリにしていくことも不可欠です。ASHAREでは今後も予測精度の修正・機能の拡充を予定しています。
ASHAREを利用いただいたみなさまから、ASHAREの魅力や活用法についてお伺いしました。
このアプリケーションは、ユーザーが利用登録をするとき、個人を特定できる情報としてメールアドレスを取得します。また、ユーザーがアプリケーションを利用する際には、加速度計や位置情報から算出された身体活動に関わる情報を取得します。取得された情報は、Webサーバー上で管理されます。
取得されるデータやその管理の詳細については、プライバシーポリシーで詳しく記載しておりますのでご確認ください。
現在、一部の端末において、「今日の抑うつ・不安スコア」が0.00点になってしまう事象が発生しています。現在、技術チームで状況の確認と修正を行っています。皆様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。いましばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。
追記 (2026.05.11):AIサーバーを再起動し、スコアの予測を再開したことを確認いたしました。再開直後は予測スコアが低めに出ることがありますので、「予報が合っていないかも?」からフィードバックを送っていただき、スコアの修正を行ってください。
現在、「サルーテくんからのメッセージ」が表示されない事象を確認しています。また、「今日の抑うつ・不安スコア」の表示までに通常よりも時間がかかる事象も報告されています。最近のユーザー数の増加に伴い、挙動が不安定になっているようです。皆様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。少々時間をいただいて調整を行いますので、しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。
追記 (2026.02.25):「サルーテくんからのメッセージ」が表示されない事象について、技術チームにてエラーを解消いたしました。みなさまへはご不便とご迷惑をおかけしてしまい、失礼いたしました。今後も安定した稼働に努めていきます。
現在、一部の端末において、「今日の抑うつ・不安スコア」が0.00点になってしまう事象が発生しています。現在、技術チームで状況の確認と修正を行っています。皆様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。いましばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。
追記 (2025.12.24):AIサーバーを再起動し、スコアの予測を再開したことを確認いたしました。再開直後は予測スコアが低めに出ることがありますので、「予報が合っていないかも?」からフィードバックを送っていただき、スコアの修正を行ってください。
お問い合わせの前に:よくある質問 (FAQ)を見ると解決できることがあるかもしれません!
ログイン不具合、エラー、個別のご相談は下記よりお気軽にご連絡ください。
📩 Email: ashareservice [at] gmail.com
※[at]を@に変えてお送りください。
<朝晩の時間を活用しよう>
— アプリ「ASHARE」公式アカウント (@ASHAREService27) August 2, 2026
8月に入りました。今年は酷暑日も多く観測されています。日中は活動に危険を伴うことも増えていますので、朝晩の比較的気温の低い時間帯が活動の機会をつくるチャンスかもしれません。
本アプリは、以下の研究費助成を受けて作成されています。