2026.07.14 お知らせ

アプリHPを更新しました。英語版ページを新たに作成しました。

2026.07.13 アップデート

アプリアップデートを行いました。iOS版について、アプリストアの情報を更新しました。

2026.07.06 アップデート

アプリアップデートを行いました。多言語対応を行いました。アプリに英語版 (English) を追加しました。App StoreおよびGoogle Playからアプリの更新を行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

2026.06.12 メンテナンス

システムメンテナンスのため、2026年6月18日(木)0:00~6:00の間、AIサーバーが一時的に利用できなくなる可能性がございます (最大約1時間程度)。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2025.11.05 重要

アプリを運営・管理する北里大学医学部公衆衛生学において、アプリユーザーのログデータを使用して研究を実施しています。このほど、使用するデータの利用期間の更新を行い、北里大学医学部・病院倫理委員会の承認が得られました。研究へのデータ利用に同意をされない方は、オプトアウトの手続きに沿って研究室のHPからご連絡ください。研究室HPの該当ページはこちらです。

アプリのインストール

ASHAREはデータ通信費を除いて無料でインストール・利用できます。アプリがサポートしているバージョンは下記のとおりです。

サポート環境: iOS版:iOS 12.0 以上 / Android版:Android 5.0 以上

⚠️ ご利用前の注意・データ連携について

このアプリをご利用いただくには、ASHAREとは別に、iOS版では「ヘルスケア」、Android版では「Google Fit」および「ヘルスコネクト」をインストールし、身体活動データを連携する必要があります。

Android版バージョン4.0.1から、ASHAREをヘルスコネクトと連携する仕様へ変更しました。の連携解説はこちら。スクリーンショット付きの解説は事前準備のページをご覧ください。

ASHAREの目的と機能

ASHAREは、労働者の身体活動促進とメンタルヘルス不調の予防のために作られたアプリです。あなたの身体活動パターンや働き方の情報から、人工知能の技術を利用して、翌日の抑うつ・不安の水準を推定します。

アプリの利用を通じて目指せること

  • 自分の身体活動パターンと気分をモニタリングできる
  • 身体活動とメンタルヘルスが関連していることを理解できる
  • 未来の身体活動を変容することを目指せる
  • リズムよく穏やかな日々を手に入れることができる

※ASHAREは疾患の治療を目的とした医療機器ではありません。働く人のメンタルヘルス不調の未然防止(予防)を目的としています。

このアプリでは、みなさまのスマートフォンに記録された身体活動データや性別・年齢、就業状況などの情報から、翌日の気分を「晴れ」「曇り」「雨」の3段階で推定します。この仕組みには、人工知能の技術が利用されています。また、ASHAREは、推定された結果に対するフィードバックコメントを提供します。

気分の推定結果や身体活動データは利用者の希望に応じて利用者間で共有されます。利用者は、基本属性 (年齢・性別など) や就業状況 (職種・雇用形態など)、および好きな身体活動の種類などから、似たような特徴を持つ労働者のデータを閲覧することができます。特に抑うつ・不安が低い状態を維持できているユーザーを「ベストパフォーマー」として集計し、その身体活動パターンが参照できます。

メンタルヘルス予報の仕組み

開発過程では、労働者から取得された約3.5年分の身体活動データと就業状況、および翌日の抑うつ・不安の水準がセットになったデータ (教師データ) を用いて、翌日の抑うつ・不安の水準を推定する深層学習モデル (いわゆる人工知能) が作成されました。深層学習モデルは、参加者の毎日の抑うつ・不安の水準を76.3%の精度で推定し、特に最も健康な状態である軽度の抑うつ・不安の推定は81.6%と比較的高い精度を示しました。

予測精度の結果グラフ

上記の図は、テストデータにおける抑うつ・不安得点の推定精度の結果を示しています。深層学習モデルの推定値 (横軸) と実測値 (縦軸) との相関は0.679±0.05 (R2=0.463±0.07) を示し、抑うつ・不安の分散の45%以上をモデルで説明しました。

身体活動時間の推移グラフ

上記の図は、深層学習モデルが予測した翌日の抑うつ・不安の水準別に、前日の身体活動時間の平均値をプロットしたものです。青のプロット (翌日の抑うつ・不安が軽症[=健康な水準]) を見ると、朝 (7~9時)、昼 (12時ごろ)、夕方 (18~19時) に10分程度の活動のピークがあり、これが健康な生活リズムを反映していると考えられます。一方、オレンジ (閾値下症状)、赤 (重症) のプロットは、 特に昼や夕方のピークが少なく、活動時間が短くなっていることが分かります。

アルゴリズム修正の記録

1回目 (2025.06.19)

2023年2月~2025年5月までのユーザーからのフィードバック545日分のデータを用いたファインチューニングを実施しました。

  • 論文掲載時のデータをテストデータとした精度:精度 80.5%、予測値と実測値の相関 0.673 (R2=0.452)

2回目 (2025.12.15)

2023年5月~2025年10月までのユーザーからのフィードバック2819日分のデータを用いたファインチューニングを実施しました。

  • 論文掲載時のデータをテストデータとした精度:精度 79.9%、予測値と実測値の相関 0.668 (R2=0.446)

3回目 (2026.05.22)

2025年10月~2026年4月までのユーザーからのフィードバック1633日分のデータを用いたファインチューニングを実施しました。

※アプリデータと論文掲載時のデータに質的な違いが出てきているので、今回から両者を分けた結果を報告していきます。

  • アプリユーザーのテストデータとした精度:精度 80.4%、予測値と実測値の相関 0.745 (R2=0.555)
    • 適合率 (precision, 陽性反応的中率):軽症で86.6%、閾値下で72.7%、重症で77.8%
    • 再現率 (recall, 感度):軽症で82.3%、閾値下で78.8%、重症で75.0%
  • 論文掲載時のデータをテストデータとした精度:精度 81.7%、予測値と実測値の相関 0.647 (R2=0.419)
    • 適合率 (precision, 陽性反応的中率):軽症で90.1%、閾値下で48.5%、重症で100.0%
    • 再現率 (recall, 感度):軽症で89.4%、閾値下で61.1%、重症で14.3%

アプリの効果評価

📊 現在、効果検証に参加いただける企業様を募集しています。
詳しくは研究参加者募集のページをご覧ください。

身体活動とメンタルヘルス

身体活動の促進は、抑うつ、および不安の治療・予防に有効とされています。

これまでの研究から、身体活動水準を高く保つことで、うつ病の発症リスクが低減されることが分かっています。「身体活動水準が高い」ことの基準には「1週間当たりの中高強度の活動 (少し心拍が高くなる、歩行以上の強度を持つ活動) が150分以上である」というものがよく用いられます。しかし、これより少ない時間でも、少しでも長く活動時間を確保することで、気分の落ち込みや不安な気持ちを改善することに役立つことが知られています。

特に、余暇時の身体活動は、仕事時や移動時の身体活動に比べて気分の改善との関連が強いため、気晴らしややりがいの充実におすすめです。反対に、仕事時の活動は、気分の改善に役立たないか、むしろ負担になってしまうことも考えられます。

アプリに関する研究・論文

現在、このアプリを使用することによる身体活動促進、およびメンタルヘルス改善への効果を検証しています。気になる方は下記論文をご覧ください。論文情報は随時更新します。

  1. JMIR Form Res. 2022;6(11):e40339. doi: 10.2196/40339.
  2. JMIR Form Res. 2023;7:e51334. doi: 10.2196/51334.
  3. BMC Public Health. 2024;24(1):601. doi: 10.1186/s12889-024-18112-w.
  4. JMIR Mhealth Uhealth. 2025;13:e70473. doi: 10.2196/70473.

2025年の効果検証論文 (上記論文リストの4) にて、非無作為化比較試験におけるアプリの効果検証結果を報告しました。

この研究では、7つの職場に研究に参加してもらい、うち5職場67人にASHAREを利用してもらいました。一方、残りの2職場17名には、これまでに身体活動促進効果が認められている職域のプログラム (従来プログラム) を提供しました。

3ヶ月後の追跡調査を完了した78名を対象に解析を行いました。その結果、両群で身体活動水準は増加しました。また、アプリ使用群 (n=61) では抑うつ・不安を示す人の割合が維持された (31.1 → 31.1%) のに対し、対照群 (n=17) ではその割合が増加しました (29.4 → 47.1%)。残念ながら群間の統計学的な有意差は認められませんでしたが、通常の身体活動促進プログラムよりも、より抑うつ・不安の低減を狙ったアプリであることが示唆されました。

また、アプリを3ヶ月間継続して利用してくださった方 (n=12) については、抑うつ・不安を示す人の割合が有意に減少しました。ただし、このサブグループは事前に設定されたものではなく、また研究開始時の抑うつ・不安が高い傾向がみられたため、アプリ使用による効果の評価は慎重に行う必要があります。

検証結果グラフ1 検証結果グラフ2

アプリの継続利用率は3ヶ月間で19.7% (12/61) で、その利用率は市場のヘルスケアアプリよりは高かったものの、職場単位でメンタルヘルス改善の効果を得るには十分ではありませんでした。アプリを継続利用してもらうことはヘルスケアアプリの大きな課題の一つになっています。

カギとなるのは、職場の健康増進担当者との連携です。今回の研究では職場の健康増進担当者と労働者のそれぞれにアプリの満足度等の調査を行いましたが、健康増進担当者が対照群で提供されたプログラムと同じくらいアプリを評価してくださっていたのに対し、労働者の評価は対照群のプログラムに対する評価よりも低い結果となりました。健康に関する取り組みが職場単位で導入されると、動機づけの高い人と低い人には差が生まれやすく、やらされ感 (アプリを「使用しなければいけない」という感覚) を感じさせてしまう恐れがあります。健康増進担当者や、あるいは職場の管理監督者にこのアプリの意義を適切に理解してもらい、疑問や不満を拾いながら利用を進めてもらう仕組みづくりが必要だと考えられます。

もちろん、アプリそのものの機能をより充実させ、よいアプリにしていくことも不可欠です。ASHAREでは今後も予測精度の修正・機能の拡充を予定しています。

利用者の声

ASHAREを利用いただいたみなさまから、ASHAREの魅力や活用法についてお伺いしました。

江口尚 先生

インタビュー

大事なのは歩数だけじゃない。『身体と心はつながっている』と毎朝リマインドされる。

産業医科大学 江口尚 先生

赤川景子 さん

インタビュー

自分の気分のパターンに気づける。ただ身体活動を増やすだけでなく、メンタルヘルスに絡めているというのが新しい。

豊橋鉄道株式会社 赤川景子 さん

収集されるデータやその利用について

このアプリケーションは、ユーザーが利用登録をするとき、個人を特定できる情報としてメールアドレスを取得します。また、ユーザーがアプリケーションを利用する際には、加速度計や位置情報から算出された身体活動に関わる情報を取得します。取得された情報は、Webサーバー上で管理されます。

取得されるデータやその管理の詳細については、プライバシーポリシーで詳しく記載しておりますのでご確認ください。

【重要なお知らせ】(2025.11.05) 北里大学医学部公衆衛生学における新たな研究に伴い、ユーザーのログデータを使用いたします。同意されない方は、オプトアウト手続きに沿ってご連絡ください。(研究室HP該当ページはこちら

不具合に関する情報

過去のエラー情報はこちら ➔
2026.05.11 解決済

現在、一部の端末において、「今日の抑うつ・不安スコア」が0.00点になってしまう事象が発生しています。現在、技術チームで状況の確認と修正を行っています。皆様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。いましばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。

追記 (2026.05.11):AIサーバーを再起動し、スコアの予測を再開したことを確認いたしました。再開直後は予測スコアが低めに出ることがありますので、「予報が合っていないかも?」からフィードバックを送っていただき、スコアの修正を行ってください。

2026.02.14 解決済

現在、「サルーテくんからのメッセージ」が表示されない事象を確認しています。また、「今日の抑うつ・不安スコア」の表示までに通常よりも時間がかかる事象も報告されています。最近のユーザー数の増加に伴い、挙動が不安定になっているようです。皆様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。少々時間をいただいて調整を行いますので、しばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。

追記 (2026.02.25):「サルーテくんからのメッセージ」が表示されない事象について、技術チームにてエラーを解消いたしました。みなさまへはご不便とご迷惑をおかけしてしまい、失礼いたしました。今後も安定した稼働に努めていきます。

2025.12.23 解決済

現在、一部の端末において、「今日の抑うつ・不安スコア」が0.00点になってしまう事象が発生しています。現在、技術チームで状況の確認と修正を行っています。皆様にはご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。いましばらくお待ちいただきますよう、よろしくお願いいたします。

追記 (2025.12.24):AIサーバーを再起動し、スコアの予測を再開したことを確認いたしました。再開直後は予測スコアが低めに出ることがありますので、「予報が合っていないかも?」からフィードバックを送っていただき、スコアの修正を行ってください。

バージョンリリースノート

過去のリリース情報についてはこちら ➔

iOS版

  • v4.0.9 (2026.07.13) アプリストアの情報を更新しました。
  • v4.0.8 (2026.07.06) 多言語対応を行いました。アプリに英語版 (English) を追加しました。
  • v4.0.7 (2026.05.15) メンテナンスモード用ポップアップの実装を行いました。
  • v4.0.6 (2026.02.11)YouTube Player ライブラリの更新対応を行いました。
  • v4.0.5 (2025.10.31) サルーテくんの分析機能 (β版) を追加しました。サルーテくんからのメッセージのアルゴリズムを更新しました。ベストパフォーマーの表示速度を改善しました。

Android版

  • v4.0.9 (2026.06.29) 多言語対応を行いました。アプリに英語版 (English) を追加しました。
  • v4.0.8 (2026.05.19) 身体活動データ (歩数等) が取得できない問題を修正しました。
  • v4.0.7 (2026.05.07) メンテナンスモード用ポップアップの実装を行いました。クラッシュ不具合の修正を行いました。
  • v4.0.6 (2026.03.02) Android SDKのアップデートを行いました (SDK 36)。YouTube Player ライブラリの更新対応を行いました。
  • v4.0.5 (2025.10.31) サルーテくんの分析機能 (β版) を追加しました。サルーテくんからのメッセージのアルゴリズムを更新しました。ベストパフォーマーの表示速度を改善しました。

お問い合わせ

お問い合わせの前に:よくある質問 (FAQ)を見ると解決できることがあるかもしれません!

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お問い合わせフォームはこちら

アプリ作成者・研究・助成情報

作成者:渡辺 和広(北里大学医学部公衆衛生学)

🔗 研究室ホームページ

🔗 Researchmap(開発者業績)

💌 開発者のアプリに対する想い・メッセージ

本アプリは、以下の研究費助成を受けて作成されています。

  • 日本医療研究開発機構 (AMED) (JP21de0107006)
  • 文部科学省科研費 (JP20K19671, JP24K20247, JP25KK0036)
  • 明治安田厚生事業団 第38回若手研究者のための健康科学研究助成